生物の授業は、すべてプリントをつくって行っています。
何故プリント授業なのかという私の持論については、長くなりそうなのでまた別の機会に書きたいと思いますが、今回は、そんなプリントづくりをする中で欠かせない「フォント」についてまとめてみたいと思います。
*ちなみに上のフォント画像はさっき見つけた「Beagle Snakeフォント」というものですが、プラナリアにしか見えません…。
真面目なフォント
授業用プリントや学級通信などに使うと、ちょっと見栄えがよくなるフォントです。
Wordに元からダウンロードされているフォントは「既存」と表記しています。
それ以外のフォントは、画像をクリックするとダウンロードサイトへ飛ぶことができます。(ほぼフリーフォントです。)
メイリオ(既存)
とにかく可読性の高さには定評があるフォントです。
文章用としても、太字にすればタイトル用としても使える万能タイプ。
現在、ほとんどの授業プリントに使用中。
Wordでも既定として設定しているくらい常用です。
HGP教科書体(既存)
保護者への文書や校務分掌関係の文書に使用すると、ぐっと洗練された印象になります。
HGP(プロポーショナルフォント)で、全角文字幅・半角文字幅ともに詰められているため、文字間が空きすぎず、さらっと読みやすい。
文字自体が少し細く、太字にしてもあまり太くならず強調しにくいのが難点。
*ちなみに教科書体には、HGSとHGもあります。
・HGS教科書体(既存)… 全角文字幅は等間隔。半角文字幅のみ詰め。
・HG教科書体(既存)… 全角文字幅・半角文字幅ともに等間隔。
Rounded M + 1p
丸みがあり、温かみのあるフォント。
学級通信に使用中。
lightやboldなど、太さや字間などが異なった様々なバージョンが用意されています(上はregular)。
ポップなフォント
授業プリントに少し柔らかな印象を持たせたいときには、こういうフォントを使ってみてもいいかもしれません。
国鉄っぽいフォント
タイトル用。
文章中の強調したい部分に使うとアクセントにもなります。
とても使い勝手の良いフォント。
たぬき油性マジック
タイトル用。
全体的にくだけた感じの雰囲気にしたいときに使用。
じゃぽねすく
ザ・和風のフォントのため、年賀状などに使用中。
対応していない漢字が少々多いのが難点。
*商用利用等はNGなので要注意。
*この方のサイト(あくび印)には、他にも面白いフォントがたくさん公開されています。
あずきフォント
プリント中の脚注などに使用中。
くだけすぎていない手書き文字感がgood。
うずらフォント
あずきフォントより、若干文字幅が広く、線も太め。
タイトルなどに使用するのもおすすめです。
英数字用フォント
Century Gothic(既存)
数字の丸み感がとても好みです。
読みやすさもgood。
SHOWCARD GOTHIC(既存)
タイトル用。
大文字しか対応していないので、普段使いには不向きかも。
遊びで使うフォント
GD-DOTFONT-DQ-TTF
多くの人が一度は見たことのある、ドラゴンクエスト風のドットフォント。
漢字には対応していないのが難点。
実際に「センター試験の持ち物リスト」に使用してみたら、こんな感じになりました。笑
いろいろなフォントを使う意義
フォントを変えると、一瞬にしてプリントの印象が変わります。
プリントの印象を変えると、プリントを読む生徒の反応も変わります。
…なんてえらそうに書いてみましたが、
自分の好みにあったフォントを使うと、プリントづくりも楽しくなる。
結局は、これが一番大切なことなのかもしれません。
また、良いフォントを見つけた際にはまとめていきたいと思います!